クリーニング工程 商品お預かり

クリーニング工程 商品お預かり

クリーニング商品をお預かりする際に

私たちが常に注意しなければならないのは

 

お客様からお預かりするお洋服が

『もの』ではなく

『商品』もしくは『お品もの』

そして

『大切な思い出の詰まったお洋服をお預かりさせて頂く』

ということを肝に命じています。

 

どのような思いで購入または、誰からプレゼントされたのか?

どのような思い出をこのお洋服とともに作ってきたのだろうか?

 

それが安かろうが、高かろうが、誰にもらったのか?

なんて思い出とは比べ物にはなりません。

 

少し前に

量販店で購入された、ごくありふれたシャツを

いつもいつも私たちの店で一番、最上級のコースで

クリーニングに出されるお客様がいらっしゃいました。

確かに一番安全だし、一番丁寧に取り扱いしているのは事実ですが

ひょっとすると、このお品物を購入された金額よりも

クリーニング代金の方が高いかもしれないなあ〜

まして毎回毎回となると確実に・・・

そう考えると、気になって仕方なく

失礼を承知でお尋ねしました・

 

『誠に失礼は承知でお尋ねしますが・・・

量販店で購入されたお洋服だと思われますが

いつも弊社の最上級のコースでご利用いただいておりますが・・・

ご購入された金額よりも、ひょっとするとクリーニング代の方が高いのではないかと

感じているのですが・・・』

 

と尋ねたところ

ご丁寧にご回答いただきました・

『確かに!でも、このコースだと安心ですよね?』

 

『もちろん!細心の注意を払っております』

 

『だからいつもお願いするんです!』

『このシャツは買った時は軽い気持ちだったんだけど、こんなにフィットする服が他にはなくて・・・』

『そう思ったら、とにかく大事にしたいと思って・・・』

 

その時、気づかされました。

人それぞれそのお洋服には思い入れがある。

勝手にこちらが判断すべきではない!

 

クリーニング商品のお預かりの際は

『大切な思い出の詰まったお洋服をお預かりさせて頂く』

ということを肝に命じております。